ここ数日、中国・広西チワン族自治区の遷江鎮で、物騒な事件が立て続けに起きている。それはカマを持った女性が小学生を襲撃するという凶悪犯罪。犯人はいまだ逮捕されておらず、周辺住民の不安は募る一方だが、学校側は最悪の事態を想定して、子どもたちに護身術を伝授しているという。 中国紙南国早報などによると、事件が最初に起きたのは11月9日午前のこと。小学5年生の青さん(仮名)が自転車で学校に向かっていたところ、突然、サトウキビ畑から全身黒っぽい格好の中年の女が現れた。これに驚いた青さんは全力で自転車をこいで逃走。すると、女性は青さんに向かってカマを投げつけてきた。幸い青さんに当たらなかったものの、タイミングが悪ければ惨事になっていたかもしれない恐ろしい事件だ。 また、翌日には小学6年生の昆くん(仮名)が同様の事件に遭遇している。昆くんと友だちは授業を終えて帰宅する途中、学校から500メートルほど離れた