【精進(1)】 ノーベル化学賞を受賞した鈴木章さんが 「何もやらない人は セレンディピティに接する機会はない。 (※セレンディピティ…価値ある発見をする能力のこと) 一生懸命やって、真剣に新しいものを見つけようと やっている人には顔を出す」 とインタビューで話していました。 これは私も共感するところがあります。 私は仏法をお伝えするのが仕事ですが、 夜に講演会に立つ日は、朝から緊張します。 参加された人は「つまらない」「わからない」と思われれば 顔や態度に表れますし、眠そうな顔になりますし、 何より顕著なのは、次に来られなくなります。 シビアなものです。 「来てよかった」「また聞きたい」と思われるように、 判る話、共感する話、人に話したくなる話をしようと努めると、 食事していても、歩いていても、 「どう話すか」で、頭は占領されます。 あーでもない、こーでもないと、もやもや考えたり、 書籍を