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2018年11月6日のブックマーク (3件)

  • 「生きるために生きている」我々人間の哀れさ - 親鸞に学ぶ幸福論

    【出世懐(1)】 生きるのは大変です。 生きるときの基となる「衣住」を確保するには、まず先立つ物はおカネです。 カネがなければ服も買えない、 栄養のあるものがべられない、 家賃も払えない、 生活には、とにかくカネが必要です。 カネを手に入れようと思ったら、働かなければなりません。 みんなおカネを欲しがり、そのための努力を怠りませんから、 カネを自分のものにしようとするのが、楽でないのは当然です。 そんな辛い思いまでして、そんな恥ずかしい思いをしてまで、と 端から見ていても気の毒になるくらいの中、働いている人もあります。 どうしてそこまでするのか。 「生活のため」です。 芥川龍之介は友人に宛てた遺書の中でこう書いています。 「僕はゆうべ、ある売笑婦と一しょに彼女の賃金(!)の話をし、しみじみ『生きる為に生きている』我々人間の哀れさを感じた」 世間中が 「生きる、それが大事なんだよ」

    「生きるために生きている」我々人間の哀れさ - 親鸞に学ぶ幸福論
    pandagananda
    pandagananda 2018/11/06
    僕はゆうべ、ある売笑婦と一しょに彼女の賃金(!)の話をし、しみじみ『生きる為に生きている』我々人間の哀れさを感じた
  • 「悪人になるな、善人になれよ」と勧める教育の問題点とは - 親鸞に学ぶ幸福論

    【たわごと(1)】 親も、教師も、政治家も、聖職者も口をそろえて 「悪人になってはいけませんよ。善人になりなさいよ」 と教えます。 ところが問題は、その主張の前提となるべき善悪の基準が、 その人その人の主義主張、イデオロギーによって大きく変わる、ということです。 第二次大戦時のこと。 イギリスはナチスドイツの暗号の解読に成功し、 ドイツ空軍がコベントリーという25万人の住む都市を11月14日に空襲する との情報を得ました。 さっそくその情報はチャーチル首相に伝えられましたが、 彼はこの情報を無視します。 コベントリーは無防備のまま空襲を受け、街は壊滅的な被害を受けました。 このときチャーチルは、コベントリーを失うことよりも、 イギリスの暗号解読能力をナチスに知られることを恐れたのです。 敵を欺き勝利を得るためにチャーチルがした難しい政治的決断を、 後に彼自身が『第2次世界大戦回顧録』で告白

    「悪人になるな、善人になれよ」と勧める教育の問題点とは - 親鸞に学ぶ幸福論
    pandagananda
    pandagananda 2018/11/06
    前提となるべき善悪の基準
  • 人生100年時代の大いなる錯覚 - 親鸞に学ぶ幸福論

    【人身受け難し(1)】 最近よく「人生100年時代」という言葉をよく聞くようになりました。 今年の流行語ワードに選ばれるのではないか、という勢いですが、 つい2,3年前にはこんな言葉は聞かなかったように思い、 いつ頃から言われるようになったか調べてみました。 するときっかけは、2016年発刊の「LIFE SHIFT ――100年時代の人生戦略」(リンダ・グラットン)というでした。 リンダ・グラットンというイギリスの女性の教授の書いたで、 欧米でベストセラーになり、日でも広く知られるようになりました。 さらに厚労省が昨年9月に「人生100年時代構想会議」を発足したのが、 「人生100年時代」という言葉が認知される決め手となりました。 それから新聞でもニュースでも頻繁に 「人生100年時代に向けての貯蓄」とか 「人生100年時代に合わせて70歳まで雇用」など語られるようになりました。 さ

    人生100年時代の大いなる錯覚 - 親鸞に学ぶ幸福論
    pandagananda
    pandagananda 2018/11/06
    LIFE SHIFT ――100年時代の人生戦略