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2011年6月24日のブックマーク (1件)

  • 日産自動車の躍進支えたIT戦略、数々の課題を抱える“フルアウトソーシング”からの脱却

    1999年、日産自動車は大きな経営危機に直面していた。カルロス・ゴーン氏がCOOに就任し、「日産リバイバルプラン」に着手し始めた時期である。当然情報システム部門にもコスト削減の要求があり、これを解決する方法として、同部門では翌2000年からフルアウトソーシング体制を採り始めることになる。 ガートナー ソーシング サミット 2011で登壇した金子氏は、当時の状況を次のように振り返る。 「外部のアウトソーサ、つまりプロフェッショナルに相談したところ、我々に任せれば未来は明るいといわれた」(金子氏) 具体的には、10年契約で非常に安価、環境変化にも柔軟に対応できる、常に最新の技術で最新の運用ができる、といったメリットが提示された。また最新技術を使って改善していくので、そこで得られたコスト削減分はお互いシェアすることで、Win-Winになるともいわれた。 「ところが2~3年後、当にそうなのだろう

    日産自動車の躍進支えたIT戦略、数々の課題を抱える“フルアウトソーシング”からの脱却