道路交通法の改正で、民間による駐車違反の取り締まりが開始されるまであとわずか。現在水面下では、各民間委託業者が2006年6月1日からの取り締まり方針に許可が下りたか、または申請中であろう。ここでいう“取り締まり方針”とは、4月27日に各警察署が公開したガイドラインを基に、委託業者が策定する具体的な取り締まり計画のこと。どの地区を、いつ、何名で巡回して取り締まるかを定めたものだ。策定された計画書は管轄の警察著に提出され、最終的に警察署長のGOサインが出ると、いよいよ“取り締まりの始まり”となる。 当たり前の話だが、民間委託業者が作成した取り締まり計画書は一般に公開されない。さらに計画書は定期的に再策定され、取り締まりのマンネリ化を防ぐと言われている。しばらく様子を見て、大丈夫そうなら路上駐車しようなどと安易に考えるのは禁物だ! 警察署が作成したガイドラインは、実際の交通状況と市民からの要望を