ヤモリの足裏が、とんでもない吸着シートの発明に繋がるかもしれない。それはマジックテープを超え宇宙でも使うことが可能といわれている。その「ヤモリの足裏」の秘密とは・・・ゲッコーグリップ? 米国では自動車保険のマスコットという程度の存在だったヤモリが、それを超えた活躍を見せるかもしれない。このちっぽけな爬虫類が、強力接着シートの開発のカギを握る可能性があるのだ。 英語では、「粘りつく指をした」(sticky-fingered)と言えば、盗癖のある人を罵る意味になるが、レンセラー工科大学とアクロン大学の研究チームがヤモリの接着力は化学的なものではなく、幾何学的な構造でヤモリの足裏の繊毛の先端の大きさと形に由来するもので、ファンデルワールス力と呼ばれる分子間のある種の引力が生じ、ヤモリが壁にへばりついていられることを突き止めた。 ヤモリの足裏にはとても毛が多く、足1本に細かい剛毛が50万本も生えて
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く