3万6000部を売り上げるカードゲーム『ケミストリークエスト』を開発した米山維斗くん(13才)。2011年7月にカードゲームを発売するケミストリー・クエスト株式会社を設立し、日本最年少の小学6年生で社長に就任した。 「戦うようなゲームばっかりだったので、小学校3年生のときに自分でそういうものじゃないのを作ろうと、相手を仲間に入れるというゲームを思いつきました」(米山くん・以下同) 水素、炭素、酸素、窒素の元素の組み合わせでカードを取り合って分子を作り、最終的に持っているカードの枚数で勝敗が決まる。何だか難しそうだが、先入観のない子供たちはすんなりゲームに入り込んでいくのだという。 「小学生の子供たちは元素がわからなくても、できた!ってやってますよ。小学校のときにゲームとして遊んだら、それは中学校で役立つものなんです」 9月末にはiPhone用のアプリもリリースされ、海外からのダウンロードが