経典本(きょうてんぼん)、あるいは神本(かみぼん)だ。しつこく書いておくが私は苫米地英人の人間性を信頼したことは、ただの一度もない。だからこそカテゴリーに「苫米地英人」を設けていないのである。それでも否応なく彼のアクロバティックな知的アプローチに魅了されてしまう。あな恐ろし。苫米地は21世紀の提婆達多なのかもしれぬ。 発行の順序とは逆になるが、先に『なぜ、脳は神を創ったのか?』を読んでおいた方がいいだろう。双方とも科学・宗教・脳がテーマになっている。各界が大騒ぎして取り上げるほどの内容となっている。 ・生命は宇宙から「情報」として到来:新説 ・世界初「情報をエネルギーへ変換することに成功」:中央大学理工学部 こんなニュースも苫米地理論の有力な証拠として数えることができよう。 それなりの知識がない人が読むとトンデモ本と思い込んでしまうだろうがそうではない。苫米地が試みているのは「宇宙を数学次
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