夜眠れず、睡眠時間がずれにずれて、どうやっても朝起きられず昼眠くなる。海外に行ったのはいいものの、時差ボケがひどすぎて観光どころじゃない。交代勤務なので睡眠周期の軌道修正が難しい。そんな悩みを解決してくれる画期的なメガネが開発されたようだ。 オーストラリアの研究者が25年の歳月をかけ開発したこのSFちっくなメガネは、グリーンライトを使って体内時計をリセットすることができるという。 「リタイマー」と名づけられたこの機器は、サングラスのようなもので、目に淡いグリーンライトが当たるようになっている。主任開発者のレオン・ラック教授は、このグリーンライトが体内時計を24時間調整している脳の部位に刺激を与えるという。 この画像を大きなサイズで見る 体内時計や一日の周期リズムは、睡眠や覚醒のパターンや、警戒や動作レベル、代謝などに影響を与える。私たちの目の光受容器は太陽光を見つけて、脳に起きるようシグナ