先月の参院選で「仏教最高位の金剛大阿闍梨」を名乗っていた幸福実現党のドクター・中松特別代表。その後ダライ・ラマ法王日本代表部事務所が、中松氏に称号を与えた事実はないとするチベット高僧からの書簡を公開しました。これに対し、刑事告訴までちらつかせて代表部事務所宛に質問状を出していた中松氏ですが、完全に無視されてしまったようです。中松氏側の主張を検証します。 中松氏は「仏教最高位の金剛大阿闍梨」の位を、チベット仏教ゲルク派の高僧カンデン・ティパから授かったとしていました。しかし7月30日、ダライ・ラマ法王日本代表部事務所は、そのような事実はないとするガンデン・ティパからの書簡を公表。中松氏側は8月2日、代表部事務所が掲載した書簡の日本語翻訳が間違っているとして、独自の翻訳文を掲載して反撃に出ました。さらに翌3日には、代表部事務所に対して「当方は警視庁 名誉毀損事件担当者との打合せに基づき、先ず質