2010年11月26日 01:16 カテゴリサイエンス最前線〜脳 読み書き能力獲得の効用と代償 Posted by science_q No Comments No Trackbacks Tweet 現生人類がいつから言語を操るようになったのかには諸説がありますが、47-66万年前にネアンデルタール人との共通祖先から別れた後、大体10-30万年前というのが一般的な見方のようです(出典)。 ちなみに、約3万年前まで、現生人類と共存していたネアンデルタール人は、言語をもたなかったと考えられています。一方、人類が文字を発明し、読み書きを 始めたのは、およそ5000年前とごく最近のことです。これは、読み書きのための独自の脳回路を進化させるにはあまりに短期間であることから、それまで他 の目的で使われていた脳回路に相乗りする形が取られたのではないかと考えられていました。それは、一体どのような働きをする