2011年2月5日のブックマーク (4件)

  • 『底の無い沼 ニッポン』

    当直帯の早い時間。 救急隊から病院に搬送を要請する電話がかかってきました。 高校生。病院にかかったことは無いけれど、妊娠していると。 推定9ヶ月。5分おきの陣痛が疑われる。 あ~、未受診妊婦か。 でも、NICU満床なんだよね。 妊娠週数の分からない搬送を受けて、赤ちゃんがこの病院で診られないくらい未熟だったら、困る。 結果として赤ちゃんに「ベストな」医療を行うことが出来ず、後遺症が残って訴訟になったりしたら・・ まず頭に浮かぶ考えは、「NICU満床なため受け入れ不可能」 それが無難。 でも・・ 地域の病院を知っていると、妊娠週数の分からない未受診妊婦を受け入れるような病院はなかなか無く、おそらく救急隊員は右往左往。救急車内で産まれたりしたら・・ その時、まだ数人の産婦人科医が残っていたので、 「搬送を受けよう。そして妊娠週数や陣痛・子宮口を評価して、必要あれば母体搬送か新生児搬送をしよう」

    『底の無い沼 ニッポン』
  • 『エジプト人洗脳計画・・・』

    エジプトに暮らしていつの間にやら、エジプトでの国際結婚生活9年目。元添乗員ながら観光地案内はほとんどなし。友人への近況報告がてら、日々の事を綴っていきます。私の目線でのエジプトをどうぞ、これもエジプト。 昨日やっとネットが繋がった。。 ので、今現在起こっている事を。 これを見てくださってる方々は少なくともエジプトに興味があるはずなので 連日の報道であらましはご存知だと仮定して、また簡単な言葉での解説を。 28日に行われた1万人規模のデモの後、 最初のムバラク大統領のスピーチは 私はエジプトの為に頑張ります、と続投を表明、初めて副大統領を選び、新政府の発足を宣言。 それに満足しない国民による800万人大規模デモ、 そしてアメリカからの退陣を促されてからの二度目のスピーチでは、 過去30年になかったような弱気な面を見せて 次の選挙には立候補しないし、立候補者に対する制限も撤回、過去の不正をただ

  • なぜアラブの革命精神を恐れるのか? スラヴォイ・ジジェク

    http://www.guardian.co.uk/commentisfree/2011/feb/01/egypt-tunisia-revoltを和訳しました。 なぜアラブの革命精神を恐れるのか? チュニジアとエジプトにおける叛乱では、イスラム原理主義の姿をまったく見かけない。これは注目すべきことだ。民主主義というもっとも非宗教的な伝統にのっとって、エジプトの民衆は、抑圧的な体制や体制の腐敗、そして貧困に対して叛乱をおこしたのだ。そして、自由と経済的な見通しを求めたのである。「アラブ諸国にあっては真の民主主義的センスは少数のリベラルなエリートのみに存在し、それ以外の膨大な数の大衆は、宗教的原理主義か、さもなければナショナリズムによって動員されるだけである」という西洋のリベラル派が持つシニカルな知見は間違っていると証明されたのだ。しかし、大きな疑問は残る。次に何がおこるのか?政治的な勝利者と

    なぜアラブの革命精神を恐れるのか? スラヴォイ・ジジェク
  • 七生養護学校事件と表現規制問題の類似点

    wagu @wagu108 また、問題となるような表現は、そこで表現されるような問題に苦しむ実在の人たちにとっては、必ずしも忌むべきものではなく、問題を抱えた自分は社会に認知されているという感覚を得ることができる。そういう側面があるのだろうか。 http://togetter.com/li/96022 wagu @wagu108 こいつについて、もうちょっと考えてみたい(続)>「とても人前では読むことがはばかられるもので……極めて不適切な教材でございます」>『からだうた』について当時の東京都の教育長の発言>七生養護学校で起きたこと http://p.tl/IiWL

    七生養護学校事件と表現規制問題の類似点