このページでは、学生諸君に、けっこう面白いと思われる本を紹介しています。 但し、網羅的ではなく、あくまで20代前半くらいの読者を対象に、 しかも、当方がこの数年のうちに読んだり再読したりしたものを中心に。 また、コメントは随時追加してゆく予定です。 【海外の文化や旅行記・滞在記を集めて】 四方田犬彦:モロッコ流謫(新潮社) → アメリカ出身でモロッコに住んだ作家・作曲家、ポール・ボウルズをめぐって記されたボウルズ論と旅行記。 四方田犬彦:ソウルの風景(岩波新書) → ‘70年代ソウルに滞在し『われらが「他者」なる韓国』(平凡社ライブラリー)を上梓した著者が、20年後にあらためてこの地で起こっている変化を記す。 内田洋子:破産しない国イタリア(平凡社新書) → これを読んでいたおかげで映画『ハンニバル』が一層面白く観ることができた。イタリア好きのみならず、ヨーロッパの不思議さの一端を知るため