さて、今週は色々大きく動きましたね。道長第二の妻、源明子も本格的に登場しました。 妾は幸せか否か まひろの父為時は、病で命が長くない妾・なつめを見舞っています。しかも為時はなつめの「娘に会いたい」という願いを聞き入れ、まひろにその娘を呼んでこさせます。最後の望みがかなって安堵したのか、なつめは安らかに息を引き取ります。これを見たまひろは、妾でもそれなりに丁寧に扱ってもらえるかもしれないのでは、と思い直します。北の方にはなれなくても、妾でもいい。道長の妻になれるのなら良いではないかと考えるのです。 一方の道長。異母兄(母は「蜻蛉日記」の作者)の道綱と話をしています。道綱は、自身が妾の子であることや、自分も妾を持っていることから妾の心の内がよく分かるのです。 男が大切にしていても、妾からすれば足りないのだ。待つことしかできないのだから、とこぼします。それを聞いて、まひろに言ったことがいかに酷だ