「ローデータって何がいいの?」と聞かれたのである。 ロー、あるいはロウは「RAW」。RAWデータ。RAWは「生の」という意味。raw meatなら生肉。 最近、iPhoneがRAWデータの撮影に対応したってちょっと話題になった。 RAWデータってなんだろう。 RAWデータは生データ デジカメで写真を撮る。 まずレンズを通った光がイメージセンサーに当たり、電気信号になる。この時点ではまだアナログデータだ。このデータがカメラ内でデジタルデータに変換される。このままでは写真として使い物にならないので、デジタル画像処理を施し、JPEGデータに変換して記録メディアに保存する。 大ざっぱにいえばこれが撮影時の一連の流れだ。 で、デジタル画像処理を施す前のデジタルデータが「生データ」つまり「RAWデータ」だ。 RAWデータはそのままでは使えないので、それを処理して画像データにする作業を「RAW現像」ある
![RAWデータはこういうときに力を発揮する](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/09f4fb65e32a1f2cfc7240b0c049c893585c68ab/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Flifestyle%2Farticles%2F1705%2F12%2Fl_ts_raw15.jpg)