次期衆院選への出馬が取りざたされている宮崎県の東国原英夫知事だが、「不出馬宣言」と報じられたあとも、「今のところ考えておりません」とのフレーズを繰り返している。出馬するのかしないのかはっきりしない状態が続いていることから、1時間にわたった定例会見では、40分以上が「出馬問題」に割かれた。報道陣からは「だから(出るか出ないかの表明を)早くしてください!」との声があがる一方、知事も「(出馬問題を)引き伸ばしているのはあなた方」と応戦。会見にはイライラムードがただよった。 マスコミによる調査に疑問を投げかける 東国原知事は2008年10月6日午前、出馬について報道陣から聞かれ、「解散されても、公示になっても、今のところありません」と回答。これを各社は「不出馬宣言」と報じた。ところが、夕方になると、「不出馬と解釈されたみたいですけど、『あくまで、今のところ考えておりません』ということ」と、午前の発