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ブックマーク / 1000ya.isis.ne.jp (2)

  • 松岡正剛の千夜千冊

    先週、小耳に挟んだのだが、リカルド・コッキとユリア・ザゴルイチェンコが引退するらしい。いや、もう引退したのかもしれない。ショウダンス界のスターコンビだ。とびきりのダンスを見せてきた。何度、堪能させてくれたことか。とくにロシア出身のユリアのタンゴやルンバやキレッキレッの創作ダンスが逸品だった。溜息が出た。 ぼくはダンスの業界に詳しくないが、あることが気になって5年に一度という程度だけれど、できるだけトップクラスのダンスを見るようにしてきた。あることというのは、父が「日もダンスとケーキがうまくなったな」と言ったことである。昭和37年(1963)くらいのことだと憶う。何かの拍子にポツンとそう言ったのだ。 それまで中川三郎の社交ダンス、中野ブラザーズのタップダンス、あるいは日劇ダンシングチームのダンサーなどが代表していたところへ、おそらくは《ウェストサイド・ストーリー》の影響だろうと思うのだが、

    松岡正剛の千夜千冊
    paravola
    paravola 2020/05/23
    2008年にフランスの微生物学者のディディエ・ラウールとパトリック・フォルテールは、ウイルス以外の生物を「リボソームをコードとする生命体」とみなし、ウイルスを「カプシドをコードとする生命体」とみなした
  • 0860 夜 | 松岡正剛の千夜千冊

    方法の問題 ジャン・ポール・サルトル 人文書院 1962 Jean-Paul Sartre Question de Methode 1960 [訳]平井啓之 サルトルは「自分入りの未完了」が好きだ。「自分入りの未完了」のために全力を注ぐ。一九五二年に「ジャン・ジュネ全集」が刊行されたとき、その第一巻はジャン゠ポール・サルトル著『聖ジュネ――演技者と殉教者』になった。六〇〇ページ近い大部のサルトルの一冊がジュネ全集の第一巻を飾ったのである。 前代未聞の編集構成だった。中身はジュネに対する最高のオマージュと分析ではあったが、随所に全文学史や全表現史の試みの未熟がちりばめられていて、あたかもジュネのレンズを通してサルトルが挑むべき「未完了」が、騒然華麗に立ち上がっているかのようだったのである。 サルトルは「転用・転位」「流入・流出・流用」「横断・横領・横行」が好きだった。ありったけの知を動員する

    0860 夜 | 松岡正剛の千夜千冊
    paravola
    paravola 2015/10/08
    ぼくの大学時代は、このアンガージュマンが大流行していたのである。「おい、松岡、あしたのデモにはアンガージュマンしろよ」というふうに
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