インタビュー 2019/12/2 13:15 花澤香菜に直撃!『HUMAN LOST 人間失格』の葉蔵は「どうしてあげればいいのかわからない青年」 太宰治の筆による近代文学の名作「人間失格」を大胆に再構築した『HUMAN LOST 人間失格』(公開中)。医療革命により「死」という概念を克服した昭和111年の日本を舞台とする本作は、健康管理によって社会を存続させる組織「S.H.E.L.L.(シェル)」に属する柊美子(よしこ)と、格差と腐敗がはびこる社会をリセットしようと試みる堀木正雄、その二者の間で揺れる主人公の大庭葉蔵の葛藤を描くSFアクションだ。本作で重要なキャラクターである美子を演じた花澤香菜に、原案となった小説との違いや共通点、作品の見どころを聞いた。 美子を演じることに「とてもワクワクした」撮影/黒羽政士 「世界の中で葉蔵がどのように生きていくのかにきちんと焦点が合っています」 原