150年前は非常に狭いエリア 江戸を東京と改称する詔書がでたのが1868(明治1)年7月になります。当時の東京は「東京府」と呼ばれていました。1871(明治4)年の廃藩置県まで、東を小菅県、西を品川県に囲まれた非常に狭いエリアでした。 その後、1878年に伊豆諸島が、1880年に小笠原諸島がそれぞれ東京府に編入。1889年には15区からなる「東京市」が誕生しました。4年後には三多摩地域が神奈川県から編入されたことで、現在の東京都のエリアとほぼ同じ大きさになりました。東京府と東京市が廃止され「東京都」になるのは1943年のことです。