2020年東京五輪に向け、外国人向けの案内標識のあり方を都や国、民間で話し合う「多言語対応協議会」が26日、都内であった。道路や駅、観光地などの案内を、統一した英語表記に随時、切り替えていく基本方針を決めた。 鉄道会社や観光協会など60機関・団体が参加。英語表記では、複数車線の幹線道路はアベニューで統一し、明治通りは「Meiji-dori Ave.」、狭い道路はストリートで統一し、「並木通り」は「Namiki-dori St.」とする判断基準を示した。橋については、日本橋のように駅名や地名に使われる場合は「Nihonbashi Bridge」といった表記にする。協議会は今後、道路や駅などの施設管理者に統一基準への切り替えを依頼していく方針。 新宿駅では、京王新線へ向かう通路で「Keio New Line」と「Keio Shinsen Line」の2通りの表記があり、JRの新南口でも「New