その3つの表現を並べて示されると、ほとんどの日本人は 「どれも似たようなものだよ」 と言うかもしれません。 実際、それらの3つの表現には共通した要素がある、と言えなくもないです。つまり、それらは入れ替えることが可能である、ということです。 しかし、厳密にいえば、最後の 「申しわけございません」 は明らかに謝罪の意思を表す表現といえますが、その前の2つは、必ずしもそうではありません。 「恐縮です」 の 「恐縮」 は、「恐れて縮まる」 と読めます。なぜ 「縮まる」 のかというと、そのことは相手に対して、相手から見たこちらの姿を小さく見せる、つまり相手に 「敵対しようとする意思を持つ者ではない」 ということを見せることにつながります。相手に敵対する意思があるのならば、少しでも大きく見せて、相手をひるませるはずですが、その反対です。 「恐縮です」 という表現は、相手に対して、「あなたに敵対する意思
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