2016“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレースは19時30分にゴールを迎え、No.21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM(中須賀克行/ポル・エスパルガロ/アレックス・ローズ)が2年連続で総合優勝を獲得した。 残り1時間を切って、安定した走りを見せた中須賀克行からアレックス・ローズにバトンが渡され、2連覇に向けてアンカーを担当。残り50分で鈴鹿8耐のライトオンボードが出されると、終盤のナイトセッションに突入した。残り30分を切っても後続では転倒マシンが発生する中、ローズは2分11秒台までタイムを落とし、着実にチェッカーを受ける安定した走行を続けた。 期待されていた歴代最多周回数の更新はなかったが、西コースシケインができた、現行コースでは最多となる218周でチェッカーを受け、見事2連覇を達成。今年は第1スティントの前半を除く7時間以上にわたってトップを死守する完璧