2024年5月10日のブックマーク (3件)

  • 「桜井政博のゲームについて思うこと」を読んで思うこと|Jey.P.

    紙のが売り切れていたので手をつけていませんでしたが、ようやく全部揃ったので読みました。 まず前提として「桜井さん凄いなあ」というのはあるんですが、気になったのが、このエッセイは国内のゲーム開発手法の課題を再生産しているのではないか?ということです。 桜井さんのエッセイには繰り返し登場する課題がいくつかあります。 ・新しいディレクターが育たない、現れない ・桜井さんが忙しい ・シリーズもののゲームが増えるなど、ゲームの新奇性が減っている このうち「新しいディレクターが育たない」ことと「忙しい」ことは同一の問題で「権限の委譲が進まない」という、多くの組織に見られる問題と言えます。 しかし、エッセイで紹介されている開発手法を見ると「そりゃ、育たないのでは?」と思わざるを得ません。キャラクターの操作感を決めるパラメータは重要なので自分が担当する、企画は初期の企画書にすべて落とし込むなど、ものすご

    「桜井政博のゲームについて思うこと」を読んで思うこと|Jey.P.
    pasonco
    pasonco 2024/05/10
  • Jey.P.の雑記帳|Jey.P.|note

    『ビデオゲームの美学』の要約と感想 『ビデオゲームの美学』(松永伸司. 2018. 慶應義塾大学出版)というを読みました。 数年前にさらっと読んだことはあったのですが、今回、羊谷知嘉さんという人が運営するDiscordサーバーの読書会に参加し、隔週で半年間かけて輪読しました。 (読書会はカジュアルな雰囲気で、聞き専を含めると10名以上参加している回がほとんどでした。8月4日から新シーズン『プレイヤーはどこへ行くのか――デジタルゲームへの批評的接近』に入るので、興味のある方はサーバーにお越しください。)

    Jey.P.の雑記帳|Jey.P.|note
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    pasonco 2024/05/10
  • 『未解決事件は終わらせないといけないから』『リーガルダンジョン』の良さと悪さを味わう|Jey.P.

    テキストアドベンチャー『未解決事件は終わらせないといけないから』です。Steamレビューは「圧倒的に好評」。筆者の周りでも絶賛する人が多かったため、筆者も流行りに乗ってプレイしました。 実は筆者はこれまでテキストアドベンチャーをあまりプレイしていませんでした。どんなゲームをやっていても、ゲームメカニクスへの興味が強く、ストーリーにあまり関心が向かないのです。 そんな筆者でも、『未解決事件は終わらせないといけないから』は最後まで楽しくプレイできました。何よりこの作品からは、ただ面白かったというだけでなく、作者の工夫や作家性を感じられる…クリア直後、すぐさま過去作の『リーガルダンジョン』も購入し、プレイしました。 『リーガルダンジョン』は筆者の受けた印象では、さらに作者の「味」が強く感じられる作品です。この作家性を深く味わうには、両作品の特徴、それも「良さ」も「悪さ」どちらも掘り下げて言語化し

    『未解決事件は終わらせないといけないから』『リーガルダンジョン』の良さと悪さを味わう|Jey.P.
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    pasonco 2024/05/10
    wakaru