お気に入りのぬいぐるみを図書館にお泊まりさせてみませんか――。立川市の錦図書館で22日、そんなイベントが開かれる。ぬいぐるみがひとけのない図書館を冒険し、思い思いに読書を楽しむ。そんなファンタスティックな様子を写真に収めて子どもたちにプレゼントすることで、図書館や本への関心を高めたい、というのがねらいだ。 「ぬいぐるみの図書館お泊まり会」は、児童サービス担当のスタッフである遠藤愛さん(23)が企画した。同様のイベントは米国が発祥の地とされ、現在は米国各地の図書館で人気を集めている。だが、国内では取り組みを進めている所はまだ少ないという。 今回のお泊まり会は、乳幼児〜小学生が対象。お気に入りのぬいぐるみや人形を持参して一緒に「おはなし会」を楽しんでもらった後、ぬいぐるみを置いて帰ってもらう。 スタッフはその後、預かったぬいぐるみを図書館のあちこちに配置。仲良く本を読んだり、書架の周りで