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  • 道化師の蝶 合評|BOOK倶楽部特設サイト|講談社BOOK倶楽部

    中島京子 最後は円城塔さんの「道化師の蝶」(「群像」七月号)です。 全部で五つのパートに分かれています。第1章で、語り手の「わたし」は、A・A・エイブラムスさんと飛行機の中で会います。銀色の虫取り網で着想を捕まえてはビジネスにしているエイブラムス氏に、「わたし」は旅行中にが読めないという話をします。エイブラムス氏は「旅の間にしか読めないがあるとよい」という「わたし」の着想を捉え、『飛行機の中で読むに限る』など、一連の『〜で読むに限る』シリーズをヒットさせます。 第2章では、実はこの第1章は、希代の多言語作家、友幸友幸の『の下で読むに限る』という小説であったと書かれています。数十の言語を操るこの作家が唯一無活用ラテン語で残した作品を、1章とは別の「わたし」が日語に訳した設定です。 語り手は、謎の多い移動作家である友幸友幸と、この人物を探し続けるA・A・エイブラムスの関係について語りま

    pastorale0808
    pastorale0808 2012/01/31
    「群像」2011年8月号
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