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ブックマーク / www.hitachi.co.jp (2)

  • みどるな書店経営 大阪の三軒の本屋さんを訪ねて:Open Middleware Report Web:日立

    人が「する」のではなく、ほかの人がすることを「可能にする」仕事において、大事なことはなんだろう? たとえば人がなにかを探しに来る場所の一つに"書店"があるが、その現場ではいま、どんなことが考えられているのか? いま屋さんは 最近は、の話が交わされるとすぐ電子書籍の話題に至り、「これから出版業はどうなるのか?」と不安げな言葉が語られることも多いが、隣接しつつ少し異なる位相にあるのが「これからの書店業」をめぐる話だろう。 アメリカで二番目に大きな書店チェーンだったボーダーズは2011年に倒産。最大手のバーンズ・アンド・ ノーブルも、今後10年内に約1/3の店舗を閉じる方針を発表した。 日でも書店業は決して「いけている」商売ではない。「屋を始めてみたい」と語る若者に、「悪いことは言わないから考え直した方がいい」と真剣に説得する大人を何度か見かけてきた。経済成長期に問題なく営まれていた商

  • 円城塔『みどるさん家にくる』 - 中間小説集:Open Middleware Report Web:日立

    雨も上がって、妹が黄色い長を鳴らしながら帰ってくる。ちいさな拳を無言で突き出し、得意げな笑みを浮かべてゆっくりひらく。手のひらに硝子細工のように潤う何かが現れて、妹の鼻息に触れ寒天のようにふよふよ震える。 「みどるさん」と妹は言い、「そうだね」と兄は応える。「捨ててきなさい」と続いた兄の言葉に、妹は口をヘの字に曲げる。「元いたところに返してきなさい」 「いや」と応える妹の緊張が伝わったのか、みどるさんは「ト」の字の形に身を固くする。 みどるさんは、「と」の字に似ている。それとも「ス」。あるいは「う」みたいな形をしている。体をよじり「γ 」みたいになることもある。妹の小指ほどの大きさしかない芋虫みたいな胴体に、小さな羽がついている。「と」の字でいうと、一画目の筆が羽である。 みどるさんは、"オペレーティングシステムとアプリケーションの間"に住んでいる。だから「と」みたいな形をしている。実際

    pastorale0808
    pastorale0808 2012/09/19
    みどるさんは、「と」の字に似ている。
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