「私、まだ、学びモードですから・・・(まだ実践は出来ません)」 ・ ・ ・ 学生の皆さんと接していると、一年に1度くらいですが、こんな言葉に出会います。何らかのアクションや実践を前にして「尻込み」をするときに、よく発せられる言葉です。「学びモード」という言葉を用いて、「実践を先送りするための予防線」をはろうとする。 この言葉の含意は、 1.わたしは、まだ知識やスキルなどを「学んでいる」最中なので、 2.実践することは畏れ多くてできません 3.しっかりとスキルを獲得したあと(=学び終えたあと)で、実践の舞台をください ということなのかな、と思います。 要するに「学びとは知識・スキルを獲得すること」であり、「実践とは、知識やスキルを獲得したあと」でなければ「できない」ものとかんがえていらっしゃいます。これが「学びモードです!」の背景にある背後仮説です。 ▼ まぁ、この世には、1ミリも「知識やス