◆ブックファンド 売り上げ応じ配当 出版したい本があるが、なかなか出版社が食いついてこない――。そんな人や企業などに出版への門戸を広げるファンドが登場している。「ブックファンド」と呼ばれ、出資者が出版にかかる費用を負担し、本が売れれば、出資者に配当金が与えられる仕組みだ。 「英治出版」は2000年4月からブックファンド事業を始め、現在、27タイトルの本で25ファンドを運用している。 まず、同社が本の企画を審査し、出版することが決まった場合、本の定価や発行部数などを示した目論見(もくろみ)書を発行、ファンドが組まれる。1口10万円から出資者を募り、目標額に達すれば、通常の流通ルートで発売できる。 一般的には、発売から1年を満期としており、その時点の本の販売実績によって、出資者に対して、損益を出資比率に応じて分配する。ファンド総額が340万円の場合、3500〜5000部程度の売り上げが、損益の
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