英語学習では、文法書やボキャビル本だけでなく、ネイティブが日ごろ接している「活きた英語」をどれだけ活用できるかも重要になってきます。しかし、いざ教材から離れ、活きた英語を求めて洋書や洋雑誌、英語ニュースに触れるとなると、溢れる情報の中から何を選び、どこから始めればよいのかを見極めるのは容易ではありません。 ここでは、生の英語を消化するにあたって役に立つ「Narrow Reading」、そしてそれに付随するListeningやViewingなどのアプローチ法をご紹介します。いずれもネイティブが触れている英語に接しつつ、無理なく英語力、特に語彙力を向上させることを目指す学習法です。 “Narrow” というと、通常は通路などが「狭い」という意味で用いられますが、ここでは「トピックを絞ってフォーカスを当てた」という意味になります。したがって “Narrow Reading / Listening