ブックマーク / mathedr.hatenablog.com (2)

  • 「数学を学習すると論理的思考力が育成される」は本当か? - 中高数学教育序説-はじめの0.5歩-

    「なぜ数学を学ぶのか?」という問いは,算数・数学教育上もっとも大切にされるべき問いであり,また永遠に追究されるべき問いです. それゆえ,数学教育学において,目的・目標論としてこれまでにかなりの検討がなされてきています. 現在では,算数・数学教育の目的論は,次の3つの視座から整理されるのが通常となっています(例えば中原,2000*1;長崎,2010*2). 陶冶的目的 実用的目的 文化的目的 先日示された高校の新学習指導要領解説・数学編*3では,この3点から数学教育の意義が書かれています(p.8). このうち「陶冶的目的」とは,算数・数学を通して人間を育てることに関わる目的であり,例えば「自律的な態度を育てる」や,よく言及される「論理的な思考力を育てる」といったことがこの目的に該当します. で,前置きが長くなりましたが,簡潔にいえば,この陶冶的目的が当に達成されるのかについて過去の研究成果

    「数学を学習すると論理的思考力が育成される」は本当か? - 中高数学教育序説-はじめの0.5歩-
    pazl
    pazl 2018/08/11
    直感的に論理的思考力がないと数学出来ないでは?と思ったら結論そうだった。
  • 中学生の数学理解の実態【数と式】編 - 中高数学教育序説-はじめの0.5歩-

    先日2018年4月17日は全国学力・学習状況調査が行われた日でした。 A問題(主として「知識」),B問題(主として「活用」)という形式では最後の年となります。 さて,この全国学力・学習状況調査については様々な意見がありますが,中学生の数学理解の実態について(あくまで紙面調査に過ぎないのでごくごく一端ですが),量的な分析という意味では貴重な情報を提供してくれていると私は捉えています。 以下,まずは【数と式】領域に限って,個人的に興味深い問題とその反応について簡単に見てみたいと思います。 (1)方程式の解の意味 まずは2016年度のA問題から。 この問題の正答率は以下のとおりです。 問題で, を代入すると両辺の値が で等しくなることが示されているわけですが,正答率は48.2%です。 両辺の式の値である を「方程式の解」としている生徒が30.9%います。 こんな分析もされています。 A3(1)は

    中学生の数学理解の実態【数と式】編 - 中高数学教育序説-はじめの0.5歩-
    pazl
    pazl 2018/04/22
    数学は得意だったけど、方程式の解と言う言葉はわかるけどちょっと揺らぎがある認知をしてた記憶あるわ。違う呼び方した方が本当はいいと思う。
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