3Dバーチャルモデルの画像を見ながら、布地の柄の大きさを自由に拡大・縮小したり、自分にぴったり合うサイズにしてから発注できる。 服の風合い動きまでを精緻に再現 スマホの画面上で、さながら自分を着せ替え人形のようにして似合う服を探し、ピッタリのサイズで注文する。そんな世界がすでに現実になりつつある。これを可能にしたのが、デジタルファッションが開発した3次元パターン作成ソフトだ。 自分そっくりの3D画像に、気に入った柄のワンピースを重ね、指の操作で体のサイズに合わせたり、柄のデザインを小さくしてみたり、と画面操作は思いのまま。あっという間に自分仕様のワンピースへと変わっていく。出来上がった画像データは寸法の数字に変換された後、型紙のデータに落とし込まれていく。 「家電や車、建築の世界ではすでにコンピュータを使って思いのままに3Dでデザインできるソフトがあるのに、ファッションの分野は感性と創造の