重要なやりとりが知らされていなかった! 群馬県伊勢崎市で40.5度を記録し、北海道や東北でさえ体温を超える猛暑となった8月11日、国民民主党の玉木雄一郎代表は、党を分かつことを発表した。 「今日初めて幹事長から、この間、立憲民主党とのやりとりをしてきた規約、代表選規定、党名選定規定、また綱領、政策等について、文書の形で説明を受けました。これらの報告を聞いて、代表としての最終的な判断をいたしました。まず、党として合流の条件としては基本的に同意します。その上で私自身は合流新党に参加いたしません」 党本部で開かれた臨時会見で、玉木代表が発した第1声は驚くべきものだった。合流に向けたこれまでの立憲民主党とのやりとりについて、平野博文幹事長から玉木代表に対して、きちんと報告されていなかったというのだ。 まずはコロナ対策を もっとも玉木代表が分党を決意したのはそれより前で、同日朝のこと。なかなか進展し