【須藤龍也】保険見直しサービスをネット上で運営するIT企業「ウィルゲート」(東京都渋谷区)が管理する顧客情報1万1493人分が、社外にメール送信されて外部に流出していたことがわかった。氏名や住所、職業のほか、持病や服用している薬などの個人情報も含まれる。同社はメールの宛先に心当たりがないといい、ハッキングを受けた可能性があるとして警察に届けた。 同社によると、保険見直しサービス「保険ゲート」で、4月〜9月に申し込んだ顧客情報が流出した。6月27日までの5905人は氏名と生年月日、職業、住所が流出。6月28日〜9月30日の5588人は、氏名と生年月日、職業、電話番号とメールアドレス、持病や服用する薬、世帯年収、配偶者の有無も流出した。