H8/3069開発環境構築
■H8 3069（及び3052）を統合環境にて開発する方法(2007/09)■ ルネサス製MPUの「3069」の開発環境ですが、ルネサス社などから高価な開発環境セットを買うというのが一番良い方法です。ですが、なんとか低価格でしかもGUI環境で開発できないか色々と模索してみました所、なんとか（ほんとに最小限ですが・・・）成功しました（安定性も微妙ですが・・・）。 色々と文献（図書やインターネット）を調べました。本文献はそういった文献があってからこそなんとかなりました。ここにお礼申し上げます。 ※最初にお断りしておきますが、この文献を見て発生した障害、破損、事故、事件等につきましては当方では責任を負いかねますのでご了承を。 STUB（スタブ）編はこちらを参照して下さい。 ●どのような開発環境！？ ターゲットは秋月製の「AKI-H8/3069」です（私が購入したものは電源
AKI H8/3069Fの開発環境を整えてみる
秋月電子通商のAKI-H8/3069Fマイコンボードキット完成品（DRAM付き）で開発することとなり、デバッグ環境をどうしようかと考えたところ、付属しているH8/OSにその機能があることが分かりました。その他にもH8/OSには非常に多くの機能があり、世の中便利になったなあと感じましたが、LANボードならとにかく単なるマイコンボードではいくらなんでも役不足じゃないかなと。 そこで、H8/OSを使わずに開発を行おうと思ったのですが、デバッグ環境の構築についての情報が分散しており、少し時間がかかってしまいました。そこで、自分なりのデバッグ環境等の構築手順についてまとめてみました。 方針としては、 H8/OSを使わない（デバッグはルネサス テクノロジ社のモニタプログラムを使用） 出来るだけHEWを使わない（簡単なプログラムで総合開発環境は役不足） 出来るだけCygwinのシェル上から操作しない（コ
H8/3069FでAD/DA変換
1.D/A変換 日立H8/3069Fは内蔵のD/A変換機を持っている。特徴としては8bitの分解能で2chの出力ができる。 秋月電子のAKI-H8/3069FフラッシュマイコンLANボードとフリーのH8/OSを併用すればインターネット経由でDA出力操作が可能となる。 詳しくはH8/3069Fのハードウェアマニュアルにあるのでソース例だけ示す。DADR等の大文字で書かれているのはレジスタなので詳しくはreg3067.h等を読んでください。 <ソース例 daconvert.c> /************************************* * DA Convert * **************************************/ #include<h8/reg3067.h> #include<h8/syscall.h> #include<h8/pri
橋本研究室 H8OS セットアップの方法
摂南大学メカトロ研究室 H8OS(Ver. 3.51) のセットアップ方法のページ まずH8って何やねんって人は本を読んで勉強しなおしてください( ﾟ＞t≡ )y─┛ H8/OSの概要 DOSライクな軽快・軽量なシングルタスクOS 多種類のH8マイコンに対応 異なるH8マイコンで同じ環境を提供 マルチタスク処理可能なTCP/IPプロトコルスタック搭載 さまざまな周辺機器のデバイスドライバ搭載 即、マイコンの操作ができるコマンドインタープリタ付属 RAM、ROMターゲットの両方に対応 内蔵メモリのみでシステムとユーザプログラムが動作可能 RAMを消費しないエコロジーなH8/OS組込みprintf/sprintf/scanf/sscanf関数を搭載 Windows標準のファイルシステムFAT12/16/32Longfilename対応 リアルタイムクロックドライバ搭載
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