個人的な話だが、マイ鎧を持っている。特別に好きな武将がいたり、戦国時代に興味があったりするわけではない。「やっぱかっこいいよね」くらいの気持ちで買った物だ。 そして実際に着てみてわかったのは、どこに行っても浮いてしまうということだ。 現代日本で鎧を着るのはとても恥ずかしい。 そうした事情から着用の社会的な難しさを実感するに至ったわけだが、武田信玄のお膝元の甲府で「信玄公祭り」なる祭りが開催されると聞いた。 鎧を着た人たちが行列するといったことも行われるらしい。ここなら初めてみんなとなじむことができるかも。そういうわけで、行ってきました。 (小野法師丸) 心のふるさとを求めて マイ鎧については、以前「鎧でビジネスシーン」という記事 で書いたことがある。ハードなビジネスシーンをメンタル面で乗り切るため、鎧を着用して商談に臨んだという記事だ。