カリフォルニア州サンタクララ発--Googleは、その場しのぎのカンニングシート的な使い道を超えた、教育過程における検索の活用法を模索している。 インターネットを使った検索の最も素晴らしい点の1つは、具体的な問題に答えるスピードと精度で、試験や論文のテーマを調べる学生にとっては理想的な手段と言える。しかし、このことは一方で、Googleなどのサービスから得られた知識は、幅は広いが深みに欠けるとの批判も生み出している。データを集めるだけでは、コンセプトやアイデアに発展することはないという批判だ。 Googleのリサーチ担当ディレクターであるPeter Norvig氏は、「教育検索」、すなわち学生が「目指す目標にたどり着く」手助けをする方法について、その可能性を探りはじめている。Norvig氏はSearch Marketing Expo(SMX)Westで行った「Google Research