乾電池は、基本的に2種類の金属と、金属の酸化物と電解液の3種類の物質で構成されています。+(プラス)極に二酸化マンガン、電解液に塩化亜鉛(または塩化アンモニウム)、−(マイナス)極に亜鉛を用いたのが、マンガン乾電池です。 マンガン乾電池よりも大きな電流が取り出せるのが、アルカリ乾電池です。これは、水酸化カリウムという電流の流れやすいアルカリ水溶液を電解液にしているためです。 さらに大きな電流を安定的に取り出せるのが、ニッケル水素電池です。充放電して繰り返し使えるので経済的です。+(プラス)極に水酸化ニッケル、−(マイナス)極には水素を高密度に吸蔵・放出できる水素吸蔵合金を使用しています。 下の表は目安とお考えください。また、機器で電池の指定がある場合は、それに従ってください。 電池の性能は機器の消費電流の違いや使用回数、使い方などにより違ってきます。 充電式の ニッケル水素電池は種類に