マンガの実写化は日本の商業映画の定番となっている。この現状に批判的な向きも多かろうが、しかし今年ばかりは注目しないわけにいくまい。原作の人気も内容も抜群で、かつ実写化の難度の高い映画が目白押しなのだ。 今年の邦画の話題作を見ると「3月のライオン」「亜人」「東京喰種 トーキョーグール」など相変わらずマンガ原作が目立つ。特にワーナー・ブラザースは7月に「銀魂(ぎんたま)」、8月に「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」、そして12月に「鋼の錬金術師」を公開する。「ジョジョ」はTBSを幹事社に製作委員会を組み、ワーナー・東宝の共同配給。他の2本はワーナーが製作幹事社で単独配給する。 ワーナーは人気マンガの実写化に実績がある。「デスノート」を2006年に公開。前後編で計80・5億円の興行収入を上げた。「るろうに剣心」も、1作目(12年)が30・1億円。2、3作目(14年)がそれぞれ
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