カツオ、と聞くとむずむず、そわそわ。マグロは毎日食べたいとは思わないけど、カツオは毎日でも食べられる気がする。みんげい おくむらの奥村です。春と秋は、カツオを見て見ぬフリはできません。思い返せば、世界のあちこちでカツオを食べてきた。台湾では薬味たっぷりの台湾版カツオのタタキに思わずほっぺたを落とし、中東のイエメンでは、アフリカまで海を挟んであと数十キロという沿岸部でスパイスのきいた巨大カツオのグリルにこれまたほっぺたを落とした。スリランカでは、スリランカ版かつおぶしを使ったカレーの奥深さにむせび泣き、いよいよ落とすほっぺたが無かった。 世界中どこで食べてもおいしいカツオなんですが、やはり日本人の記憶に残るカツオは日本のものなのか。ある春の夜に高知で出会ってしまったのです。 友人に誘われ、春のよさこいを見にいったことがあって、美しい演舞のその興奮に身をまかせ、路地に迷い込みふらっと入ったある
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く