10月31日に行われた第94回全国高校サッカー選手権岡山県予選決勝で、玉野光南高のFW土居晃貴(3年)が延長後半アディショナルタイムに奪ったスーパーゴールが、世界中で大絶賛されている。 玉野光南は選手権予選決勝で、県内のライバル校・作陽高と対戦。1点ビハインドの後半アディショナルタイムに、FW片山知紀が鮮やかな左足ボレーを決めて延長戦に持ち込むと、迎えた延長後半アディショナルタイム、GK栗尾純平からのロングボールをヘディングで繋いだボールが、最前線にいた土居に渡る。 土居は、胸トラップと右足コントロールで前を向くと、倒れ込みながらボレーシュート。エリア外からのシュートだったが、ボールはやや前に出ていたGKの頭上を越えて、ゴールネットを揺らした。決めた本人も「ボールを蹴ったら、あ、入った、という感じ。何があったのか、よく分からないです」と目を丸くするスーパーゴール。語り草となるであろう劇