「カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生」は、ミュージシャンを目指すも芽が出ないまま35歳になった女性を描く表題作ほか、3作を収めた連作短編集。サブカルにまみれて自意識ばかりが肥大した残念な20代・30代男女の姿が、シニカルな筆致で描かれている。渋谷が表題作を自主制作で発表したところ、少部数ながらTwitterなどで話題を集め、書籍化が決定した。 一部店舗では著者の渋谷と久保ミツロウ、能町みね子が「今夜はブギー・バック」のボサノヴァカバーを歌ったCDが購入特典として付属。アレンジはきゃりーぱみゅぱみゅやNegiccoのアレンジも手がける吉田哲人が担当した。対象店のリストは渋谷のブログにて随時更新されていく。 「カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生」収録作品「カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生」 「ダウ