デビュー35周年を迎えたシンガー・ソングライター、佐野元春。昨年12月よりアニバーサリー・ツアーを開催し、この26日、27日、東京国際フォーラム ホールAでファイナルを迎える。35年間、音楽と真摯に向き合い続けてきた一方で、新たな音楽マネジメントの形を提示したり、いちはやくWEBツールを取り入れたりするなど、常に新しい挑戦を続けてきた佐野。デビュー当時の話から音楽ビジネスまで、様々な話を聞いた。 もう潮時かなって背水の陣で制作したのが『SOMEDAY』だった ――現在、昨年から始まった35周年アニバーサリー・ツアーの真っ最中ですが、デビュー当時、35年後も満員のステージで歌っているというご自身の姿を想像されていましたか? 佐野元春 僕は1980年にデビューしているんですが、その時に思ったのは、「3年続けばいいかな」と。最初のアルバム『BACK TO THE STREET』(1980年)と次
![佐野元春、時代の最先端を走り続けてきた35年「僕はノスタルジーのために音楽は作らない」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/dae6e0f4cd78f301e7b9a7ba59d2ef933ef5ac1d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcontents.oricon.co.jp%2Fspecial%2Fimg%2F48000%2F48787%2Fthumb%2Fimg660%2F1458634794916.jpg)