ということで、告白す。 : 映画脳 filmo cerboということで、告白す。 カテゴリ: 映画あれこれ 。 前回「ソーシャル・ネットワーク」について書いた時に、もう一本続けて見てた作品が、昨年話題になった「告白」だったわけで。 これは映画が公開されてる時期にかなり興味があって、そんな時たまたま原作を読む事も出来たんで、いい流れだぜー、とか思ってたんだが、その原作読了後かなりブルーになったというありさま。 と言っても、ブルーになったのはその物語の結末に関してというわけではなく（ま、それもあるけど）、あれだけ話題になった作品の根底に流れるその思想というか思考というかが、わざわざ読むべきものなのかと思ったのが正直なところ。 簡単に言っちゃえば、この物語の「視点の幼さ」が実に残念だった。 視点が幼いから物語の展開も登場人物の描写もみんな薄っぺらくて短絡的で、物語的なセンセーショナリズム以外には「小説を読む喜び」を感じなかった（「ホラびっくりするでしょ
