主に江戸時代を中心に描かれた、性風俗の絵画、春画。 2015年に東京で、2016年には京都で開催された「春画展」は、性を取り扱う展覧会ながら大盛況だった。東京会場では20万人を超える入場者数を突破したそうだ。 なんだかんだ言って、みんなやっぱり性のことには興味津々なのである。たった150年前でありながら、性の価値観が驚くほど違っていた江戸時代。そのさまざまなエロスに思いを馳せた人は多いはず。 そんな「江戸のエロが知りたい!」という欲望を存分に叶えてくれるの漫画が『浮世艶草紙』なのだ。 世継ぎを産むため、姫様は初夜の練習! 『浮世艶草紙』は、江戸時代の性に関するさまざまな風俗をテーマにした1話読み切り型の短編集。武家、大奥、商人、町人、隠密……などなど、職業や身分も幅広いキャラクターが登場する。 たとえば、嫁入り前の武家の姫様。結婚すると男の子の世継ぎを生まなければいけない。しかし、姫様はま
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