時の経つのは早いもので、The Document Foundation (TDF)とLibreOfficeが公式に立ち上がってから3ヶ月目になる。立ち上がった直後は正直どうなることかと思ったが、実際にこの3ヶ月に経験したことを振り返って見るとやはりフォークして正解だったと思う。 OOo時代の時にはコードの改良や開発効率の向上などの案はあってもそれが提案できる環境ではなかった。コミュニティから来る提案は全てOracle勢のフィルターにかけられ、それが彼らの内部の開発陣やマネジメントからOKされなければ、いくら外部の我々の効率の向上に繋がろうとも許可は降りなかった。それどころか決定権は、常にOracle内部(というかハンブルグ開発陣内部と言った方が的確か)の限られた人間が常に握っていた。で、その意思決定のプロセスは外部には常に説明されることは無く、外部の人間にはその決定内容だけが享受される、と