SkipfishはSQLインジェクションをはじめWeb向けの脆弱性を発見するソフトウェア。 SkipfishはGoogle製のオープンソース・ソフトウェア。2011年になってセキュリティインシデント関係の話題が飛び交っている。特に大きいのはソニーだろう。あそこまでの規模は相当珍しいが、何も対岸の火事という訳ではない。 オプション セキュリティホールを狙うのは人間に限らない。日々クローラーがWebサイトにアクセスしてセキュリティホールを狙っているのだ。狙われる前にSkipfishを使って自主的にチェックしてみよう。 SkipfishはGoogleが開発したセキュリティチェックソフトウェアだ。ターミナルで動作するソフトウェアで、指定したURLに対してSQLインジェクションやXSSなどWebアプリケーションが狙われやすい脆弱性をついてくる。結果はHTMLベースのレポートとして出力される。 結果は
最近僕が発見し、修正されたTwitterの脆弱性を3つ紹介します。 1.旧Twitterの文字列処理に絡んだXSS 去年の夏くらいに、Twitter Web上で € 〜 ÿ の文字参照が含まれるツイートをXMLHttpRequestで読み込んだ際に表示が乱れるという問題に気付き*1、その時はこれは脆弱性には繋がらないだろうという判断をしたのだけど、今年の4月になって改めて調べたところ貫通しました。 表示が乱れるというのは、€ 〜 ÿ の文字参照が含まれるツイートがあると、一部の文字が\XXXXの形式に化けたり、ツイート周辺の「"」が「\"」になったりするものだったのですが、今回は「"」が「\"」になる点が脆弱性を発生させていました。 この条件でXSSさせようと思ったら、ツイートを細工してURLや@や#などオートリンクが作成される部分にうまいことイベン
2011-01-06: IE8ということを追記 & ちょっと間違いを修正。あけましておめでとうございます。 年明け早々ですが、Internet Explorerの話題です。IEはご存じの通り、Content-Type だけでなくコンテンツの内容なども sniff することでファイルタイプを決定しているため、画像ファイルやテキストファイルをHTMLと判定してしまい、クロスサイトスクリプティングが発生することが昔からたびたび報告されていました*1。現在は幾分マシになったとはいえ、IEのファイルタイプの判定アルゴリズムは非常に難解であり、現在でも状況によってはWebサイト運営者のまったく意図していないかたちでのXSSが発生する可能性があったりします。そういうわけで、IEがコンテンツを sniff してHTML以外のものをHTML扱いしてしまうことを防ぐために、動的にコンテンツを生成している場合に
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