タバコの中に食欲を減らす化学薬物が入れられていたことが裁判で明らかに 禁煙を始めると、とたんに体重が増えてしまう人は少なくありません。 手持ちぶたさだからとか、タバコを吸えないストレスであるとか、食べ過ぎてしまう理由は考えられてきましたが、喫煙時の方が体重をキープしやすいことには別の理由があるかもしれません。 アメリカの法廷に提出された資料から、タバコに食欲を減退させる化学物質が含まれていたことが明らかにされました。 裁判で証拠とされた内部資料は1949年から1999年にかけてのもので、タバコ会社大手であるフィリップ・モリス社とブリティッシュ・アメリカン・タバコ社が、強力に食欲を減退させる化学物質を意図的にタバコの中に混入していたことが判明しました。 化学物質はアンフェタミンや笑気ガスとして知られる亜酸化窒素などで、体重を気にかける人々を引き込むための戦略であり、タバコを吸えばダイエットの