いよいよ放送がスタートしたTVアニメ「うさぎドロップ」。 フジテレビ“ノイタミナ”では本日(7月14日)第2話が放送を開始するが、30歳の独身男・大吉が6歳の女の子・りんと生活する姿を描く本作の魅力はどこにあるのだろうか。 本作の監督をつとめる亀井幹太氏にお話を伺った。 ――今作「うさぎドロップ」の監督を引き受けることとなった経緯をお聞かせください。 亀井幹太監督(以下 亀井):プロデューサーの中武さんから電話がかかってきまして、大雑把な説明を受けました。「30歳の独身男が6歳の女の子を育てる話なんですけど、興味あります?」という感じで、「世間的に大丈夫なの?」と聞いた記憶がありますね。その後、原作を呼んでみたところ、想像していたものと全く違いましたね。 ――その時、どのような印象を持たれたのでしょうか? 亀井:テーマとしては重いものなんですけど、話として、絵として重くせずに、