タグ

ブックマーク / yoshim.cocolog-nifty.com (2)

  • ハレルヤコーラスはなぜニ長調なのか? - 月刊クラシック音楽探偵事務所

    最近、「調性」に関する入門書のようなを上梓した。 もともとの企画は、クラシックの名曲を調性別に列挙して、初心者向けにCD付きで紹介する「調性で読み解くクラシック」というもの。 要するに「ハ長調ならこんな名曲(例えば、モーツァルトの交響曲第41番「ジュピター」など)があります」「ホ短調ならこんな名曲(例えば、ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界から」など)があります」というように名曲を並べ、それぞれの「調性」の性格や特徴について簡単に解説を加える、というクラシック音楽入門書である。 古典派クラシックの曲はたいてい「交響曲A短調」とか「ソナタB長調」「ワルツC短調」などと大書してあるから、その範囲内では「調性別の名曲」の選別はきわめて簡単だ。 ただし、ロマン派以降の名曲となると(例えば「白鳥の湖」の情景のテーマとか、新世界交響楽の「家路」のメロディ、「惑星」のジュピターの旋律など)「何調」で

    ハレルヤコーラスはなぜニ長調なのか? - 月刊クラシック音楽探偵事務所
    pema
    pema 2010/09/10
    調性、音楽の歴史、ニ長調
  • 作曲家はどうやって「調性」を選ぶのか? - 月刊クラシック音楽探偵事務所

    クラシック音楽で特徴的かつ何となく不思議に思えるのは、作品の名前に「ハ長調」とか「ホ短調」とかいう調性が大きく付記されていることではなかろうか。 いわく、交響曲第5番ハ短調・・・いわく、ピアノ協奏曲第1番変ロ長調・・・いわく、ヴァイオリン協奏曲ニ長調・・・いわく、ピアノソナタ ヘ短調・・・ もちろんジャズやポピュラー音楽でも「キイ(調性)」は重要なポイントだが、作品名に「Am」とか「C#」とか付けたりはしない。 それどころか作品によっては、歌手が歌いやすいように(あるいは楽器で演奏しやすいように)キイを下げたり上げたりする。 それでも、調は変わっても「その曲」は変わらない。 でも、クラシックの場合は、「作品」の性格がその「キイ(調性)」によって決定されている…と言って良いほど、「作品」と「調」は密接な関係にある。 作曲家は、「絶対このキイでなければならない」と念じて作曲し、作品はその調以外

    作曲家はどうやって「調性」を選ぶのか? - 月刊クラシック音楽探偵事務所
  • 1