正義欲には正の発現と負の発現がある 正の発現は、正しいことを言いたい、正しいことをしたい、良いことをしたいというもの 負の発現は、間違ったことをしたくない、間違った者を糾弾したいというもの いずれにしても、正義を行使すると行使者が気持ちよくなる 正義欲で注意したいのは ・正義欲はかならずしも全体の幸福に寄与しないことがある ・正義の価値観は人によって違う ことである 「正義の安易な行使に問題が有ることを認識して正義欲を抑制」する人というのも存在する これを「メタ正義欲」と言う メタ正義欲は、局所最適を避け、より大局における幸福を考えているが、それもまた正義欲であることに注意したい これが発現する際に自己に向かう人も居るし、他者に向かう人も居る 他者に向かう際には、メタ正義欲ではなくなるケースが有る これを「メタ正義の崩れ」と言う 例えば、悪人を過激に批判する人を落ち着かせるのはメタ正義だが